浮世絵の形式

浮世絵の中には様々な印があります。

落款(らっかん)
  ・・絵師の名前です。号と名があります。号などで年代がわかることもあります。

版元印など
    ・・版元の印が版元印です。摺師や彫師の印もあります。

改印(あらためいん)
   ・・幕府の検閲印です。時代によっては極印(きわめいん)とも呼ばました。
検閲は版元の仲間うちで行事という当番を出して行った時期や、町役人が行った時期などあります。検閲を行う役を名主といいます。改印は「極」か「改」の文字や「名主の印」「年月」などで構成されています。

 
 

  年代と改印の様式

         和暦          西暦           改印  

第一期 極印の時代 寛政3年 ~文化元年 (1791~1804) 「極印」単独

      文化2年 ~文化7年  (1805~1810) 「極印」と「年月印」

      文化8年 ~文化11年 (1811~1814)  「極印」と「行事印」

      文化12年~天保13年 (1815~1842)  「極印」単独

 

第二期 名主印1つの時代

      天保14年~弘化4年 (1843~1847)  「名主印」単独

 

第三期 名主印2つの時代

       弘化4年 ~嘉永5年 (1847~1852)  「名主印」2つ

 

第四期 名主印2つと年月印の時代

      嘉永5年2月~嘉永6年11月(1852~1853)  「名主印」2つと「年月印」

 

第五期 改印と年月印の時代

     嘉永6年12月~ 安政4年12月(1853~1857) 「改印」と「年月印」

 

第六期 年月印の時代 安政5年(1858)「年月印」単独

 

第七期 年月改三文字一印の時代

     安政6年 ~明治4年 (1859~1871)   「年月改印」単独

 

第八期 年月ニ文字一印の時代

     明治5年 ~明治8年 (1872~1875)  「年月印」単独